8月 19th, 2016|ブログ|

 今日は、代わり映えしないスーツSPAの売り場に対し、売上が少なくとも10%は上がるであろう秘策を提言します。

  • スリムにすべきは上腕部分です。
  • 多様性に応えるべきと考えます。
  • ピークドラペルのシングルスーツを増やしましょう。

 私の住む街には、スーツSPAでこの8月(2016年)に東証1部上場となったメーカーさんの本社があります。
 そのメーカーには、実は店舗型のアウトレット店があり、市内にも数店舗見受けられます。
 一着の単価が比較的リーズナブルなSPAですが、そのアウトレット店でも在庫は多く、セール時にも混雑しているようではありません。

 私はスーツが大好きで、破格値のスーツを上手いこと調達する手腕には自信を持っているのですが、最近は欲しいスーツが見当たりません。結局オーダーという割高な道を選ばなければならない。
 ですので、SPAさんにはもっとスーツ好きのニーズに応えて頂きたく、ここにその方法を提言します。

1.ピークドラペルのシングルを増やすべきだ

 トム・フォードがグッチにいた時から好んで用いたシングルスーツのピークドラペル。このお洒落なデザインは日本のビジネスシーンではまだまだごく少数派にとどまっています。
 スリムで着丈も短くてという、代わり映えしないスーツの中で割と差別化を図れるこのピークドラペルのシングルスーツは、販売数自体がまだまだ少ないのです。

 いくつかのSPAさんを回っても「ピークドラペルのシングルは置いてない」と自信を持って言われます。

 いやいやいや。
 スーツって思うほど差別化ができない服だと私は思います。好きな人であれば「ステッチ格好いいな」とか「いい素材やな」と感じる人もいるでしょう。けれど、それはごく少数の方々であって、「おっ」と思わせるには、初見で目に見えて分かる差別化が必要なのではないでしょうか。

 百貨店の「2着○万円セール」という催しに行っても、ピークドラペルを扱っているところはほとんどありません。けれど、扱っている処は、一番目立つ場所にその商品をディスプレイしていました。
 やっぱりそうなんです。このピークドラペルのシングルスーツは、差別化を図れる「売れ筋になり得る」商品なんです。
 であれば、SPAや百貨店のバイヤーさんは、もっとこのスーツの比率を上げることに注力すべきだ、と私は考えます。
 世の男性ビジネスパーソンは、それほどスーツにお金をかけられる訳ではない。だからこそ、固い財布の口を開けさせるためには、パンチの効いた商品が必要ではないでしょうか。

 ピークドラペルとはいっても、大きさにより印象は大きくことなります。ナローとワイド、二種類のラペルを出すことで、売上は確実に上がるものと考えます。
ピークドラペルの種類

2.スリムにすべきは上腕部分です

 最新流行は少し太めのラインになりつつあるようですが、街のスーツ屋さんでは超がつくほどスリムなラインがまだまだ主流派です。
 Aラインであっても太もも部分がピッチリで、試着したら「座れるんかいな」と思えるようなスーツもたくさんあります。
 ところが、特に上腕部分についてはどうも余裕がありがちで、そのギャップがしっくりこないのです。
 上腕についてはYラインAラインと体型別でも個人差が大きい箇所でしょうし、少し大きめになってしまうのはやむを得ないのかもしれません(お直しも難しい)。
 けれど、ここは、今よりももう少しスリムにして頂きたい。
 ピッタリとフィットするラインは確実に売れると考えます。

3.多様性に応えるべきと考えます

 ピークドラペルの主張とも重なりますが、もう少しデザインの種類が選べる方がいいのではないでしょうか。それぞれのスーツに明らかな特徴を持たせれば、多様なニーズを拾うことができます。
 現状では、正直、柄と素材だけが選択肢のような気がします。腰回りを絞るとかそういうことだけでなく、襟の大きさを変える、Vゾーンの深さを変えるなど、選ぶのが楽しくなるような選択肢を作って頂きたいです。

まとめ

 スーツで数を売るためには、個性を打ち出すことが必要ではないかと思います。何故なら、買う側は同じようなものを何着も持っているよりかは、色んなスーツを楽しんで着たいからです。
 SPAのストアには所狭しとスーツが並んでいますが、本当に着たいと思えるスーツに出会える機会は滅多にありません。是非スーツ好きのビジネスパーソンのために、少し尖ったスーツを企画してください。

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