6月 26th, 2017|ブログ|

 京都市内で旅館業・簡易宿所営業の許可を受けた施設を地図に落とし込んだ一覧地図版のホームページを開設しました。
 本稿でその経緯等についてご案内致します。説明など不要という皆さまは一覧地図をご覧くださいませ。

  • ミスマッチを防ぐ役割を果たしてほしい。
  • ライバルは、近くにいる方が良いかもしれない。
  • 近隣の皆さまに応援してもらえる施設になって欲しい。

「そこで許可取りますか?」という問題

 現在、簡易宿所の許可申請においては「そこで許可取りますか?」という問題が生じるケースがあります。
 用途地域で考えれば、市内であれば許可を取れる地域はたくさんあります。第一種住居・第二種住居・準住居・準工業に商業と近隣商業を加えた6つの用途地域であれば用途地域の要件を満たすことになります(それ以外でもできる場合はあります)。

 とはいえ、私は行政書士であると同時に京都市民ですので、感覚として「そこでゲストハウスやるんかいな」と思う相談がくることがあります。そんな時、私は「許可は取れるかも知れませんが、私なら買いません」という表現で、婉曲に想いを伝えます。

 それでも、京都市内の至るところ、本当にイタルトコロで「旅館業計画」の標識を目にするようになりました。

 不動産会社さんは、売りたいでしょう。それが仕事ですから、私はその売り方は当たり前だと思います。けれど、周りに住んでいる人にとっては、のどかだった住宅街にいきなり「旅館業はじめます」の標識が建てられると、驚かれるのも無理はないと思います。

 このようにして起こりえる開業地のミスマッチを防ごうとすることは、公益に資する取組だと私は思います。そこで、どの地域で開業を考えればいいのかを考える材料として、地図形式に落とし込みました。

ご近所のゲストハウスは敵ではない

 一覧形式で表示させると、まだゲストハウスができていないエリアが当然出てきます。しかし、それは「チャンス」を意味しているワケではありません。
 交通の便、観光地からのアクセスの良さなどを考えた時、選ばれなかった地域だと言えます。そして、そういう所はやはり閑静な住宅街なのです。

 であれば、むしろ既にゲストハウスができている地域の方が近隣の皆さまとも付き合い易いと言えるかも知れません(もちろんケースバイケースです)。

 私は、依頼者様の計画地近くにゲストハウスがあれば、コンタクトしてみてお話しを伺ってみてはどうかと積極的にお伝えしています。
 そういった情報はとても価値があるものですし、地域全体に資するアプローチになり得るでしょう。

「日本代表」を目指して

 私は、ゲストハウスは、旅行客に対して日本の印象を左右する影響力を持つ要素だと思っています。いい宿に泊まれれば日本に対する印象は良くなるでしょうし、その逆パターンもあるでしょう。
 そして、私は、自分がかかわるゲストハウスについては、全て「日本代表」と自慢できるようなホスピタリティを持った施設に育っていって欲しいと願っています。

 ゲストハウス経営は、小遣い稼ぎの副業ではありません。人をつなぎ、世界をつなぐことのできる素敵で意味のあるビジネスです。そして、そういうビジネスモデルに育てるためには、やはり近隣の皆さまの暖かいまなざしが不可欠だと思うのです。

 そういう意味で、この一覧地図は、事業者と近隣の皆さま双方に役に立つ情報としてお使い頂きたいと私は考えています。

 最後にもう一度リンクを貼っておきます。設定完了した初日からページビューベースで100を越えたのでビックリしました。ゲストハウスのホスト・ホステス様からご依頼があれば、ウェブへのリンクや紹介文の貼り付けも無料で行うつもりです。興味があればお気軽にお問い合わせくださいませ。

 京都市簡易宿所一覧地図

最後までお読み頂いてありがとうございます。
 一生懸命書いたオリジナルの文章なのでコピーはしないでくださいね。IPアドレスとコピーされた場所を特定できるシステムになっています。(さらに詳しく)