「行政書士をやってます」というと、「車庫証明や建設業許可をやる人ですね」と言われることがしばしばあります。それは、世間での行政書士に対する認知度を考える上では興味深いものがありますが、実際には、行政書士の業務分野は広範に及んでおり、多種多様な相談をお受けしています。

  • 「土地境界を越境して建物が建てられている」と一方が主張され、当事者で決め事をしたので覚書にしてほしい、と言った依頼。
  • 親族に無償で家屋を貸しているのだが、契約も何もしていないので、きちんと書面をつくりたい、と言った依頼。
  • 知りもしなかった親戚からいきなり遺産分割協議書に押印して下さいと郵便がきたけれど、押印してもよいものだろうか、と言う質問。

 こういったご依頼は、行政書士の業務分野として対応できるものです。

 また、面白い流れでお話しを伺うこともあります。

 「大手企業と契約を結ぶことになったが、契約書の内容が難しく、これで契約していいのか不安で他の資格を有する先生に聞きに行ったら『具体的にどこが不安なのか?』と聞かれ、話しが噛み合わなかった」

 この質問者様は、どこが不安かさえもわからなかった。だから聞きに行かれたわけですが、回答された先生は「どこが不安かわからないなら話しにはならない」と言うスタンスだったのでしょう。

気軽に相談できる資格者として

 しかし、当職としては、質問に来られるお客様のむしろ大半は、「どこが不安かさえわからない」状態でいらっしゃいますし、それで当然と思います。なぜなら、どこが不安かわかるのであれば、今の世の中、人の手を借りず自分で調べて解決する方法がいくらでもあるからです。
それを一緒になって解決していくことが資格者としての力量であり、情報過多の時代に求められている行政書士のあり方ではないか、と当職は考えています。

 当事務所から個人に対するお客様へ提供できるサービスの一つは、この「不安を解消し紙に残す」と言う作業をお客様と一緒に行うことです。これができるのは行政書士か弁護士のみであり、当事務所では個人のお客様がより適正な価格で品質の高い法的サービスを享受できるよう努めております。

 もし、個人のお客様で何かを行政書士、税理士などの「士業者」に相談しようと思われる場合、とりあえずは行き当たりばったりで何軒かに意見を求めてみれば、そのうち、自分が何に困っているのか、抱えている問題点は何なのか、と言うことがわかってこられるのではないかと思います。ただし、事務所の中には相談料を有料としている処もありますので、それは事前にご確認しておかれるとよいでしょう。

 その他、行政書士には定型的な個人様向けの業務があり詳細は上記の別ページでご案内しておりますが、主なものを列挙いたします。

  • 在留資格認定証明交付申請・遺言書作成
  • 協議離婚に関する証書作成
  • 交通事故に関する各種手続書類作成
  • クーリングオフについての書類作成
  • 成年後見制度の活用

 業務の詳細につきましてはお気軽にお問い合わせ下さいませ。