今日は、離婚式に関するお話しです。と言うよりも、離婚式についての記事に関するお話しです。
まずは『日経ウーマン』のこの記事をご一読あれ。
途中何度も吹き出しました。ありえない演出ですよね。「仲人」のかわりに「裂人(さこうど)」のスピーチ。
さらには離婚届への署名押印。仕上げは結婚指輪をハンマーで叩き割り!もったいないからと質入れを選択する女性はさすがです。
たたみかけるように、出会った頃から離婚に至るまでのスライドショー。
離婚式を思い立った男性。「家族であることに変わりない」という女性。この記事を読みながら、子どもが出席していたのかどうかだけが、ものすごく気がかりでした。
離婚は、協議から調停、それでもまとまらなければ裁判というプロセスをたどりますが、裁判での離婚請求も、まれに却下されるケースがあります。
判例時報にも掲載された「青い鳥判決」は、次のように述べて、妻からの離婚請求を却下しました。妻は深刻な家庭内暴力を受けており、この判決には批判も多くあるそうです。
「二人して何処を探しても見つからなかった青い鳥を身近に探すべく、じっくり腰を据えて真剣に気長に話し合うよう、一切の事情を考慮して婚姻の継続を相当と認める。」
この事件のご夫婦は今、幸せに暮らしていらっしゃるでしょうか…。