レオサーバーの障害と職業人としてのプライドについて

 このホームページを設置しているレオサーバーが、平成25年12月7日午前6時頃より約30時間に渡って障害により不通になりました。

 当ホームページには土曜日であっても京都市の証明書発行コーナーの休日開所について多くのアクセスがあり、ご迷惑をおかけしてしまったことをまずお詫び申し上げます。

 今日は、この件について検討しながら、職業の公益性や、職業人のあるべき姿について検討します。

障害発生の経緯

12月7日(土)午前6時頃
DNSサーバが停止。通常、セカンダリDNSサーバだけでも稼働する仕組みを導入していたものの、障害と同時にサーバー管理画面も停止したことで、セカンダリDNSサーバへの反映機能も停止し、セカンダリDNSサーバからも第1サーバのDNSデータが消失。
12月8日(日)9時頃
お客様のご連絡によりサーバー停止を把握
12月8日(日)9時15分頃
メモリ不具合を想定しサーバ再起動により復帰
12月8日(日)9時30分頃
正常動作確認

 レオサーバーの障害情報ページに書かれている上記の記載によると、サーバーサイドが不具合に気付いたのは、発生から26時間経過してからです。

 ところが、私は土曜日午前中に障害を確認しており、お問い合わせフォームを使ってメールを送る一方、FACEBOOKページにもアクセスしてメッセージを送り、それでも返答がなかったことから、滅多に使わないTwitterに返信しました。その時点で既にツイッターに障害が掲載されており、つまりは土曜日であることから対応が遅れていることが推察されました。

 障害確認から復旧までは30分程度しか要していないことから、今回の長時間に渡る障害は、完全にサーバー会社の怠慢によって復旧が遅れ、結果として情報を探してアクセスしに来て下さった閲覧者に迷惑がかかったことになります。

障害復旧後の対応

レオサーバーはお勧めできませんね。 障害復旧時後に、前日送信したお問い合わせメールに対して「復旧した」旨の返信があったものの、詳細のレポートを求める返事に対しては即日返信がなく、12月9日月曜日夕方になってようやく詳細がアナウンスされました。

サーバー会社に求められる姿勢

 インターネットがこれだけ普及している現在、情報源であるホームページは生活の重要な要素となっており、それを設置しているサーバー会社の社会的重要性はここで申し上げるまでもありません。
 それが「土曜日はお休みです」ということで障害が24時間以上放置されるということを、私は許容できませんでした。

 仕事というのは、それがどんなものであっても、社会の役に立つからこそ成り立ち得ています。自分達のビジネスフィールドの社会的重要性を認識できず、サーバーレンタルをらくなお金儲けだと認識してやっているのであれば、今すぐ撤退するべきでしょう。

消えたTwitterとFACEBOOK

 メールのやりとりでTwitterとFACEBOOKにメッセージを送ったことを指摘すると、「機能しなかったため削除した」との返答が来ました。
 お粗末な対応には笑うしかありません。

職業人としてのプライドとは

 食材の偽装、価格の二重表示、5000万円を個人で借り受けたと弁明しつつ、その責任として報酬を返上する知事…。
 この国で誇りを持って働いている人がどれくらいいるのだろう?
 最近そんなことを思う事件ばかりが起こっている中、自分に直結したこのレオサーバーの対応に、改めて職業人としてのプライドって何なんだろう、と考えました。

 私は旅行に行く時でも、パソコンを手放しません。いつどんなことがあっても依頼人にすぐ対応できるよう、常に万全の体制をと心がけています。

 私にとって、働くこととお金を稼ぐことは同義ではありません。今回の件は腹立たしいばかりですが、反面教師として、依頼人のために誠実であり続ける職業人でいたいな、と思いました。

 このブログはレオサーバーの担当者の方にもURLを送ります。プロとしてのプライドがあるなら、是非、「いいね」ボタンを押して頂きたいですね。